新学年

今日は学部のガイダンスであった。もう自分も大学二年生である。大学二年生になることなんてないと思っていた。今も信じられない。その大人びた響きとは反対に自分はいまだに鬱々としてTwitterに浸ったり午後まで布団にいたり毎日ゴミを出せなかったりするのだ。羅列したら余計落ち込んできた。とりあえず明日はゴミを出そう。

 

ガイダンスでのえらい人の歓迎の言葉だとかはいつも一瞬で忘れてしまうのだが、少しひかかったことがあったのでメモ。「あるものが世の中の役に立つにはだいたい100くらいのものが必要です。理学部は0を1にする研究をしています。1を10にするのは農学部や工学部といった応用系の学部でしょう。10を100にするのは企業がするかもしれません。」「0から1を作るのは何もないところからではありません。いままでの成果をもとに1になりそうな芽を探してきて、育ててやるのです。」

危ない危ない、もうかなりうろ覚えだった。明日にはきれいに忘れているだろう。

でもこの発言を聴いて理学部に来てよかったと思った。0から1を作り出すなんて最高ではないか。どんな100になるか誰も知らない1を作り出す。何の役に立つのかわからないけれど新しい発見をする、それは自分がずっとやりたかったことだ。その認識が合っていたことがわかって、ガイダンス中すこし上機嫌だった。

 

自己紹介の時にインドからの留学生が同じ学年にいることが明らかになった。そこで自分がいかに勉強してこなかったを実感した。英語が口から出てこないのだ。専門の勉強以前にここまで英語能力が衰えるとは(このブログからわかるように文章力も目が当てられないほどであるし、衰えたのは英語だけではないのだが)。夏までにある程度話せるようにならねばならない(オランダ旅行も控えていることだし)。インドの話を聴ける機会をみすみす逃すのはもったいなさすぎるではないか。

 

今年は勉強に打ち込もう、という話でした。授業開始は明後日