格闘技

友人が今日のタイトルを見たら自分が書いたものだとは思はないだろう。性格温和にして殴り合いの喧嘩なんて小学校以来未経験という自分である(性格は自己申告)。プロレス技も知らなければ体育の柔道も苦手だった自分である。今まで格闘技なんてオリンピックくらい、しかも見るか見ないかなので四年に一度以下の頻度である。そんな自分がここ数日、格闘技の動画ばかり観ている。格闘技を観たいな、と思っていたところにちょうど動画が流れてきたものだからそれはハマってしまうだろう(YouTube関連のブログが多いのは反省している)。

 

まず格闘技に興味を持ったところから話そう。話は数か月前に遡る。自分は「史上最強の哲学入門」という本を読んでいた(その一か月後に東洋思想編も読んだ)。その著者(飲茶さん)が漫画バキの大ファンであり、その本でもバキの話が少し出てきていた。良書だったのでバキもブックオフで立ち読みしてみたらハマってしまった。格闘漫画ではかなり有名作らしいが、漫画に疎いので全く知らなかった(読んだ後に山田玲司ヤングサンデーを観ていたらおっくんがバキの話ちょいちょいしてたので名前だけは知っていたのかも)。立ち読み速度が速いのでバキもほとんど読んでしまったとき、実際の格闘技に興味が出た。

そんなある日、須藤元気魔裟斗の試合の動画が流れてきた。おそらくworld orderの動画を観ていたため、須藤元気が関連動画に引っかかったのだろう。魔裟斗も名前は知っていたためポチった。まず須藤の動きに驚いた。筋肉がぐにゃぐにゃ動くし、ステップも格闘技のイメージとだいぶ離れていた。入場でもworld orderみたいな動きで派手なパフォーマンスしてるし。そんなこんなで須藤の試合動画を漁りまくった。

そのうち山本KID徳郁のパンチスピードに驚いたし、ボブサップってこんな筋肉の塊だったのかと驚いてますます動画を観るようになった。バキを読んでからだったので「実際はもっとしょぼいやろ」と思っていたがそんなことはなかった(もちろん漫画の中は超人ばかりでそのレベルではないけれど)。今はK-1総合格闘技ばかりだが、もう少ししたらボクシングやプロレスにも手を出しそうな勢いである。

いまのところの名試合はボブサップ対チェホンマン、山本KID徳郁魔裟斗である。リング上での緊張感たるや筆舌しがたいものがある(単に自分の筆力不足もある)。そして純粋に強いっていいよなと感じる。自分がとっくに諦めた、最強を目指す姿はとてもかっこいいし、その成果が動きですぐにわかるのもいい。自分もあんな動きできたらなあとは思えども、筋肉をつけたくないので筋トレには移らない(ダイエット出来ない人の発想である)。

 

毎日書きたい話題が浮かんでくるので頭の調子がいいのかもしれない。願わくば勉学の調子も良くなって欲しいのだが……。とりあえず今日はパソコンが復旧したことで万々歳としよう。