もうすぐ3時になる。もう寝なければならない。寝ないといけないのである。明日は予定が詰まっているし、僕は長時間の睡眠が必要なタイプであるし、遅く寝ると一発で体内時計はズレ込む。義務感で寝るのだ。朝が来ないなら、ずっと起きていたいと思う。

 

今日は500ページ以上ある文庫本を一気に読んだ。これ程の集中力がまだ残っていたことに驚いた。先週から、本ばかり読んで過ごしている。自分は今まで全然本も読んでこなかったし音楽も聴いて来なかったし映画も観てこなかったと、ようやく解ったのだと思う。気分が上向きなのは、暖冬でちっとも寒さが切実なものではないからだろうか。

 

兎に角、ここ数日はわりあい楽しいのである。金曜から全然人と話していないし、将来のことも依然興味がないにも関わらず。

 

先週旅行記を読んでから、自分も旅行記が書きたくなった。読み終わった直後はもう寝る時間だったから、布団の中で文章を思いついたにも関わらず寝てしまった。昨日少し時間があったから書こうとしたけど、カスみたいなブログ記事しか書けなかった。良い本や漫画を読むと自分も、と思うのだが書けない。数行だけ思いついた文章も、ペンを握ったりpcに打ち込もうとした瞬間、脳漿に住む魚のように姿を消してしまう。釣り上げたとおもっても、引き寄せる途中でぐにゃぐにゃと別のものになってしまう。

 

朝は苦手だ。朝と言えるほどの時間に起きていない人間が言うことではないのだが。明日の朝の僕に、上機嫌な僕もいた事を教えてやりたくて今書いた。もう寝なければならない。

 

 

 

文章の下手くそさで、ここまで書いたらあまりいい気分ではなくなってしまった。もう寝よう。