青空

「生まれた所や皮膚や目の色でいったいこの僕の何がわかるというのだろう」と歌ってくれたバンドが好きだ。でもそんなことを言ったら、何を知れば僕のことがわかるというのだろう。このブログを全部読んでくれたって少しもわからないかもしれないし、そうならば僕の目の虹彩をじっとみつめてその色に名前をつけてくれた方が君のことを少しはわかる気がしてしまう。

 

ステージに立って演奏する以上の快感が、大学では見つかっていない。楽しいことはいくらでもあったけれども、瞬間的な快感ではまだ勝てていない。もうそれを越えられない可能性を受け入れて、それでも将来が楽しみになったら8割くらい大人になれるだろう。

 

ロックは幻想を肯定する音楽で、だからこそ常に正しい。絶対的に正しい、けれど正しさは僕の代わりに生きてはくれない。