遺跡

6月は31日まであると思っていたら、周りがもう7月だと騒いでいた。なんとなくこのブログは月に4記事くらい出したいと思っていて、ネタはあるから31日に書こう〜と思っていたらこのザマだ。カレンダーも見ないし、日記は1週間以上前の日付を書いているからこんなことになる。

 

ブログを書いているのも日記を書いているのも、自分のデータというか痕跡をなるべく多く残したいからだ。出来るなら毎日の食事も体重も血糖値も睡眠深度も全部取りたいけど、そこまでの甲斐性はないのでやっていない。自分が後から見返しても面白いし、何か傾向が見えても面白い。記憶力があまりないから、自分の文章を読み直して過去を改変している。

 

死んだら部屋も蔵書も友人からの手紙も全部取っておいて欲しい。取っておいて何になるのか知らないけど、燃やすよりは人の目に触れるチャンスがあるだろう。でも現実的には取っておくことは難しくて、よっぽど有名人になっても蔵書は散逸するだろうし手紙はボロボロになっているだろう。地球の人口は増え続けていて、逆に僕の周りにいる日本の人口は減り続けていて、僕の残したいものを残す余裕なんてないだろうね。せめて僕が消えたら、自分の物は友人に好きなものだけ持って行って欲しい。

 

地球のキャパオーバーで火星に行くなら、お墓を全部火星にすればいいのにと思う。火星の食料問題もこれで解決。コストと見合わないから実現しないだろうけど。そんなことをアーバンギャルドの大破壊交響楽を脳内再生しながら考える。

 

もし時代が下って今が土の中に埋もれてしまった時に、遺跡として出るのが僕のものであって欲しい。僕の日記から今を空想して、めちゃくちゃな都市を描いて欲しい。そんなことを、たまに考える。

 

手紙を送ったことのある人には言っているけれど、僕は書いた手紙の内容を全く覚えられない。だからもし死ぬなら、僕の送った手紙は全部僕に返してください。自分の文章できっと特別な感情になれるだろうね。

 

 

 

 

 

p.s.大学の方でもブログを始めた。こんな暗いものではなく、キノコについてしか書いていない。興味があれば「課菌中毒」でググッてくれ(ググッて出てくるのかは知らない)。