暑い。本州に比べたら多少マシかもしれないが、ここ1週間の札幌は避暑地と言い難い暑さである。大学のTwitterは暑いというツイしか流れて来ず、自宅の暑さに耐えかねてPC室で税金のクーラーを享受する日々である。去年一昨年は日中暑くても夜になれば涼しく、安眠が約束されていたのだが、今年は夜まで暑い。起き抜けに頭痛と足の痺れを感じ、それが熱中症直前だと5分かけて理解する。

 

そもそも札幌は暑さという事態に対応していない。寒さ対策に全振りしているのである。気密性のある部屋も、熱の逃げにくい構造も、全て逆効果である。使える期間の短さからして、一人暮らしが扇風機を導入するのはバカバカしい。クーラーはあるが3年間コンセントすら入れていない。電気代も、掃除していないフィルターも怖い。短パンもサンダルも持っていない。換気扇を回して、風が通るようささやかなアシストをするしか出来ない己の無力さである。

 

夏バテと、連日深夜までレポート&テスト勉強の生活によって皆生気がない顔をしている。暑すぎて脳内でゴツゴツのアハンが炊けてしまいそうである。皆、このテストが終わったらビールを飲むのだと言っている。明日でテストは終わりであり、皆脳内麦畑状態である。ライ麦畑でつかまえないで欲しい。しかしレポートはまだまだ続く。夏休み中提出の課題はジワジワと増え続け、最後の夏休みという覚悟の我々は予定をミチミチに詰めており、後は言わなくてもわかるだろう。