終夏

8月の終わりに意味があったのは高校生までで、今では夏休みが9月末まであるから8月31日はなんでもない日に成り下がった。休みのうちは曜日を忘れるように、今日もそんなことは忘れていた。

 

札幌はお盆を過ぎるともう冷える。日本最大のビアガもお盆でおしまいだ。9月からはオクトーバーフェストを始まる。オクトーバーフェストが終わると冬になる。10月には北海道の大抵の場所はアウトドアが出来ない程度に寒くなる。半年は冬だ、と言ったら友人は少し引いていた。いくら引いても現実は変わらない。

 

今日は二日酔いで寝て、シャワーを浴びて寝て、おやつを食べて寝て、夕飯の前にも昼寝した。1日の大半を横になって過ごしていることからも、二足歩行に向いていないことをわかってもらえるだろう。さっきまで餃子の食べすぎで寝ていた。

 

二日酔いというのは、治る直前に少しいい気分になる。これがいけない。また飲める気がする。飲みすぎると記憶が減るが、別に素面でも覚えていないことばかりだ。他にやるべきことは無数にあるが、可能性を減らすというのも将来のために重要ではないか。

 

東京に来て考えたことも書かねばいけないことも、まだまとまらず、こうやって脳が寝てても書ける記事ばかり売っている。今日読んだ本は「それでも飲まずにいられない」。