炭酸の夢

久しぶり、といっても一か月ぶりくらいに高校の友人とzoomを繋いだら、アル中ではないかと心配された。昨日会った大学の友人には「ワインをラッパ飲みしてる時以外で元気な時あるの?」と冗談交じりにからかわれる。心配されるほど飲酒量はないし、人の見ないところでは割と元気だったりするのだけど。

 

ずっと部屋にいてだらだらしていると、一日の中に区切りみたいなものがなくなってしまうから、それを作るためにほぼ毎日ビールかチューハイを飲んでいた期間がある。ただ一人でビールを2,3缶飲んでもちっとも楽しくないし、財布は痩せるし、腹回りは太った。昨日も友人宅で体重計に乗せられて最悪な気分だった。体の無駄な部分は全部取っ払ってしまいたい。そう思いつつ最近はビールがコーラに変わっただけなのだが。

 

酒を飲むと夢が長くなる。昨日も素敵な夢を3つ見て、1つはもう忘れてしまった。誰かに教えてあげるつもりもないから、きっと残りの夢もじきに忘れる。忘れる前にまた思い出してあげたいとは思う。目が覚めているあいだも頭の隅で夢を流し続けていて、それは自分の変えたくないが情けないポイントだと認識している。

 

心が折れてしまったら前の人格には戻れないのだと伝聞できいた。心が折れたと自覚があったのは京大入試の英語の試験中と彼女に振られて数日後で、友人からはあまり変わらない類の人間だと思われているけれど自分では随分変わってしまったと評価している。(3月末の記事から彼女と表記している人は正確には元彼女なのだけど、どうしてもその表記がしっくりこないから許してほしい)

 

インターネットアイドルになったつもりで、なにもない空間に、ごめんね、なんてつぶやいてみたりする。世間では緊急事態宣言が解除されたようで、何度目かの使徒が襲来するまでの日常がまた連続する。